今日は、自律神経が乱れている患者さんを診ました。

首が痛い、頭が重く感じる、右上腕がなんとなくビリビリしている感じ、腰が痛い。

始めは、更年期とお話をされていました。

右腕のビリビリ感の検査は、頸椎が原因でなかったため、悩みなどを聞き、自律神経が乱れてしまった結果の症状だと診断しました。


自律神経系は、血圧や呼吸数など、体内の特定のプロセスを調節している神経系です。 意識的な努力を必要とせず、自動的（自律的）に機能するのが特徴です。 自律神経系の病気は、体のあらゆる部分とあらゆるプロセスに影響を及ぼす可能性があります。 また、自律神経系の病気には、可逆性のものと進行性のものがあります。

自律神経が乱れると自分の意志とは関係なく、勝手にあらゆる症状を出してきます。

口で言えないストレスをためればためるほど、体に膿が出るような感じです。

あれが嫌だ、これが嫌だ。こうしてほしい、ああしてほしいがちゃんと言えばれ、ストレスもたまらないのに、言えなくて、わかってもらえなくて、いつの間にか体の不調を感じるようになります。

それの酷い症状が鬱症状です。

そこまでならないうちに対処できれば、治りが早いのですが、鬱まで行ってしまうと、泥沼から抜け出すのは時間を要しますし、本人が治りたいと切に切に思わない限り精神科に行っても難しくなってしまいます。



今回の方は、こちらが自律神経症状を教えてあげたぐらいの進行度だったので、スペシャル整体を受けてもらっただけで、かなり改善しました。

帰りは、笑顔です。

久しぶりの爽快感だったと思います。

頭の重さもなく、右腕のビリビリ感も無くなったそうです。


右腕のビリビリ感は、脳障害や頸椎ヘルニア、変形性頚椎症、胸郭出口症候群など脳や首からくる場合もあるので、問診、検査、診断が大事になりますので、ご注意ください。
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